気密測定実施!
勉強会でもお伝えしていますが、断熱性能を表すUA値、気密性能を表すC値という値をご存知でしょうか。
これは住宅会社検討における『常識』になりつつありますので、みなさんも住宅検討の際は住宅会社に必ず確認するようにしてください。
今回は住まいにまつわる夏の暑さ対策についてご紹介します。
皆さんは真夏の家の中での過ごし方はどのようにされていますでしょうか?
おそらく多くの方が扇風機をつけたり、エアコンをつけたりしていることでしょう。
実はこれらの家電製品をより効率的に使う方法があります。
それは家の性能を高めることです。
例えば、魔法瓶(タンブラー)に氷とスポーツドリンクを入れておくと冷たい状態が長持ちします。
しかし、魔法瓶(タンブラー)ではなくただのコップに入れておくと氷はすぐに溶けてしまいませんか?
魔法瓶(タンブラー)の場合、断熱性能の高い容器が冷たい状態を保ってくれていますが、ただのコップには断熱性能などありません。
これと同様で家の中を涼しい状態に保つためには断熱性能を高める必要があります。
建物を熱が逃げにくい魔法瓶(タンブラー)のような状態にすれば、快適に過ごすことができます。
魔法瓶(タンブラー)にはフタがありますね。
ふたを閉めておけばさらに長持ちしますが、フタを開けっ放しにしておくと長持ちしませんよね。
建物も同じです。
隙間のない家づくりをしていれば快適な状態を長持ちすることができるのです。
また、冬の場合も同様に部屋の中を温めておけば、一定の温度に保ち快適に暮らすことができるのです。
これから家づくりを検討している方には建物性能を高めておくことをお勧めします。
大阪であればUA値(断熱性能)は2020年の省エネ化基準値で0.87以下です。
津田辰工務店では更に2030年に向けてより高い性能を求める基準と言われているゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の基準値であるUA値(断熱性能)0.6以下を推奨いたします。
気密性能C値は0.5以下(ハガキ半分程の隙間)
今日、岸和田市西ノ内町で気密測定した結果は、気密検査C値(隙間相当面積)0.3㎠/㎡でした!(※津田辰工務店では全棟気密検査しています)
0.3と数字を言われてもピンとこないと思いますので、目安として、
C値5.0未満=日本で寒冷地を除く地域の省エネ基準とされてきた数値。
C値2.0未満=日本の寒冷地の省エネ基準であり、高気密住宅というレベルを指すことが多いよう。
C値1.0未満=断熱性のメリットを生かす為のは、この程度の気密性能が望ましい。
今回の0.3って数値は、抜群に良い数値です。
最近の住宅でも C値2.0㎠/㎡あれば気密性が高いとおもわれていますが、津田辰工務店ではその4倍以上の気密性があります。
断熱性ももちろん大事ですが、この気密性も伴っていないと断熱性の良さを生かせないということです。
日頃の大工さんと現場監督の丁寧な施工に感謝です。